今回は、個別指導・添削を受けるメリットを述べたいと思います。
司法試験予備試験において、個別指導・添削は必須ではないです。しかし、個別指導・添削を受けることで早期合格を実現できると考えています。
1 論文学習における「暗黙知」を学習することができる
大学や予備校の講義では、法律知識を教授することが中心になります。
これによって、講義を通じて体系的に法律知識を学習することができます。
他方、問題文の読み方・分析方法、問題文の事実をどのように当てはめで用いるか、長い論証をどのように短く書くか、このような点は大学や予備校の講義で体系的に教えられていません。そのため、いわば「暗黙知」のようになっています。すなわち、上記の点を勉強せずとも何となく理解できている人は短期合格できるのに対し、上記の点を理解できていない人は司法試験予備試験に苦戦することになります。
個別指導・添削では、こうした「暗黙知」を習得する良い機会です。特に個別指導では、問題文の読み方・分析方法から講師が解説するだけでなく、講師との相互のやり取りもできます。個別指導を通して問題文の読み方・分析方法から当てはめ、論証を短く書くコツなどを学ぶことができます。
2 自分の理解が正しいのかを確認できる
論文試験では究極には正解がありません。そのため、予備校の模範解答と照らし合わせるだけでは、自分の答案がどのような評価を受けるか、どのような点を改善するべきなのか、わからないことが多いでしょう。この点については、添削指導または個別指導を通して解決することができます。
私は予備試験の過去問であれば、A4のファイルで1枚半程度のコメントをまとめてお渡しするようにしています。一部の予備校のような、単に規範が書けているかのチェックをするだけではありません。当てはめや文章表現までをチェックして、指摘します。
3 合格まで伴走するパートナー
司法試験予備試験の勉強は孤独との戦いです。疑問点や勉強の計画を相談できる講師がいないと心細さを感じたり、モチベーションが低下する恐れもあります。
個別指導の講師は、合格まで伴走するパートナーです。疑問点や勉強の計画まで、気軽に相談することができます。
孤独で不安な受験生を最後までサポートさせていただきます。
以上の3点が個別指導・添削を受ける大きなメリットです。
ぜひ、ご受講をご検討いただけますと幸いです。