商品やサービスを販売・提供している方は、きっともっと売れる方法を調べたり、さまざま工夫したりしているでしょう。
また、webでサービスを販売している方、これから販売をしたいとお考えの方を数多くサポートしている中でも、そういった相談内容は特に多いです。
しかし、そんな全員に当てはまる万能な「売れる方法」は残念ながら存在しないのです。
もしそんな万能な売れる方法が存在するのであれば、世界中のだれもが億万長者になれるでしょう。
簡単にいかないからこそ、どんな大手企業も個人でも関係なく同様に、誰しもが悩んでいるのです。
しかし、この世の中に売れている商品やサービスとそうでない商品やサービスがあるように、そこには明確な違いがあることは確かです。
本記事では、その違いを「売れる商品やサービス」に近づくための第一歩として紹介していきます。
商品やサービスを販売・提供して、もっと売上を上げたいと思っている方が調べる内容の1つに「売れる方法」があると思います。
SNSの普及が進んでいる現在では、InstagramやTikTokを始めたほうがいいのかなと漠然と考えている中、調べた記事でも同じことが書いてあってやっぱり!というようなことがあった方も多いのではないでしょうか。
しかし、InstagramやTikTokを始める、そして売れる方法を調べるもどちらも文字通り「方法」にすぎないのです。
売れる方法はInstagramやTikTokだけではないですし、それが必ずしも正しいとは限りません。
商品やサービスを販売・提供して、もっと売上を上げたいと思っている場合に重要視すべきは、方法ではなく「購入して欲しいと思っている方へ狙い通りに届ける」という行動、つまり集客そのものなのです。
つまり、「購入して欲しい方へ狙い通りに届けられる」のであれば、InstagramやTikTokは正しいと言えますし、届けられないのであれば別の方法を探すべきなのです。
前章で、商品やサービスの販売・提供において重要視すべきは「購入して欲しい方へ狙い通りに届ける」という行動、つまり、集客そのものと解説しました。
やみくもに集客をすればいいというわけではなく、始めるには準備が大事になってきます。
皆さんも一度は「5W2H」や「6W3H」という言葉を聞いたことがあると思います。
集客の準備とは、5W2H、6W3Hの項目を設定することです。
商品やサービスを提供する人、つまり自分自身のことです。
自己分析をすることで、自分にはどんな強みがあるのかが分かり、その強みがアピールポイントになります。
集客は、お客さまに向けてアピールをしていくので、自身が持つ強みも有益な項目なのです。
なぜその商品やサービスを販売・提供しようと思ったのか、つまりきっかけのことです。
自分がこだわりを持って作ったパンをもっといろんな人に食べてほしい、自分が経験してきたことを活かしてサポートしたいもそうです。
これが言語化できると、「Whom(誰に)」がより具体的に設定できるようになります。
自分の商品やサービスを購入して欲しい方のことです。
つまり、集客の対象となる方です。
どのような方に届けるのかを明確にしなければ、ただ行動をしているだけになってしまい、効果(売上を上げる)が見込みづらいのです。
どのような方に購入してほしいのか、どういう方が求めているのかをしっかり言語化しておきましょう。
実在する1人をターゲットにする重要性| 理由や質問項目など細かく解説します!
商品やサービスのことです。
どのような商品、サービスなのかを自分の言葉で簡潔に説明できるようにしておきましょう。
売れる商品やサービスを目指すために行うべき「内容の見直し」の手順書
集客を行う時間のことです。
例えば、「Whom(誰に)」に当たる購入してほしい方が30~50代の働き盛りの男性だとしましょう。
そのような方は、きっと平日10~17時は仕事で忙しいでしょう。
そのような中で集客のアプローチを目にする機会が多そうな時間帯は、平日17~20時あたりの帰宅中だと予想ができますよね。
このように、いつ集客を行うのかも大事になってくるのです。
集客を行う場所のことです。
最近はInstagramやTikTokが主流だから、集客を行う場所はInstagramにしようというような決め方をするのはあまり得策ではありません。
例えば、「Whom(誰に)」にあたる購入してほしい方が65歳以上の高齢者だとしましょう。
そのような方にとってもInstagramは主流なのでしょうか。
このように、どこで集客を行うのかも大事になってくるのです。
集客を行う際に、何に気を付けるべきかを考えることです。
購入して欲しい方「Whom(誰に)」に合った集客を行う必要があります。
例えば、「Whom(誰に)」にあたる購入してほしい方が65歳以上の高齢者だとしましょう。
そのような方には、小さな文字より大きな文字の方が読みやすいですよね。
通常よりも大きめに設定しましょう。
また、そのような方に受け入れてもらえるように、原色を使った派手なデザインよりも温かみのある落ち着いたデザインが良いでしょう。
このように、何に気を付けるべきかを考えることも大事になってくるのです。
商品やサービスの金額のことです。
購入して欲しい方「Whom(誰に)」を考えた金額になっているかが重要なポイントです。
例えば、「Whom(誰に)」にあたる購入してほしい方が大学生だとしましょう。
そのような方向けに提供しているパーソナルトレーニングジムが1回70,000円だとしましょう。
中には、この金額を払える大学生はいるでしょう。
しかし、1回70,000円と聞いて手が出ないと思う大学生が大半ではないでしょうか。
実際に、独立行政法人日本学生支援機構の「令和2年度学生生活調査」によると、昼間部の大学に通う大学生のアルバイトの平均月収は約30,000円とのことです。
このように、購入してほしい方が現実的に購入できる金額になっているのかどうかも大事になってくるのです。
『適切な価格の決め方』教えます!~商品(物品)販売編~
『適切な価格の決め方』教えます!~サービス(無形商材)提供編~
商品やサービスを利用できる回数のことです。
1か月に1回利用できるもの、複数回利用できるものもありますよね。
少ないと良くない、多ければ良いというわけではありません。
「Whom(誰に)」にあたる購入してほしい方が何回利用したいと思っているのか、実際何回利用できそうかを考えて設定することが大事になります。
例えば、「Whom(誰に)」にあたる購入してほしい方が30~40代のサラリーマンだとしましょう。
そのような方は仕事で忙しく、毎日だと利用する時間を確保できない場合もあります。
それならば、週2回利用の月10回までという回数が、実際に利用できそうな回数として妥当なのではないかと考えることができます。
このように、購入してほしい方が現実的に利用できる回数になっているのかどうかも大事になってくるのです。
集客の準備は、「Whom(誰に)」を基準にして考えていきましょう。
前章の中でも、所々でお伝えしていたことでもありますが、主語を「Whom(誰に)」にあたる購入してほしい方にしましょう。
集客は「Whom(誰に)」にあたる購入してほしい方に知ってもらい、購入してもらうことが目的です。
自分が望む商品やサービスの内容ではなく、「Whom(誰に)」にあたる購入してほしい方が望む内容であるべきなのです。
そのため、主語は必ず、購入してほしい方にし、集客の準備を進めていきましょう。
サブスクランプにてサービスを提供し、実際に集客を行っている方たちの事例を紹介します。
就活生が納得して就職活動に励み、納得して就職活動を終えられるよう、ご自身の体験をもとに就活をサポートしてくれるサービスです。
ぼんじり流 無双就活塾ビギナーコース
1,300円(税込)
就活無双への第一歩! ぼんじりテレビの主に就職活動に関する役立つ情報を発信します。
就活サポートのため「Whom(誰に)」にあたる購入してほしい方は就活生です。
サポートした就活生がX(旧Twitter)に感想を投稿してくれているのを見つけ、リポストしたところ、他の就活生の目にも触れるようになったのです。
契約するか悩んでいた就活生は、実際にサポートを受けた就活生の声を見ることで安心して契約できるようになったのです。
つまり、口コミが集客に良い影響をあたえたのです。
その後も、感想の投稿があれば、リポストするようにし、認知拡大を図っています。
毎月1回、蔵元である本田商店が厳選した日本酒を配送してくれるサービスです。
【定額制・送料無料】蔵元直営!毎月届く厳選の日本酒2本セット
月額5,500円
日本酒「龍力」を造る蔵元直営!「旨い日本酒が飲みたい」そんな希望を叶える日本酒の定期便サービスです。 毎月1回、蔵元厳選のお酒をお届けします。
「Whom(誰に)」にあたる購入してほしい方は全国の日本酒好きな方々です。
百貨店などで行うイベントの参加、Instagram投稿、自社ホームページでの紹介と幅広く集客を行っていらっしゃいます。
百貨店などで行うイベントの参加では、試飲を通じてまだ本田商店のことを知らない新規のお客さまの獲得を実現しています。
またInstagramでは、新規、既存両方のお客様を対象に、情報発信を行い、認知拡大と関係性構築を図っています。
ここまで、販売・提供における重要な考え方として、集客が大事であることを解説してきました。
誰しもが悩む集客では、上手くいかないことも多いです。
そのため、心が折れてしまうこともあると思います。
サブスクランプでは、そんな時、相談できる場所があるということが少しでも励みになればと思っています。
集客で悩んでいること、分からないこと、1人では難しいと思っている方は、ぜひ無料相談してくださいね。