【導入事例】お弁当・豆乳が割引に!お豆腐屋さんのサブスク活用方法

【導入事例】お弁当・豆乳が割引に!お豆腐屋さんのサブスク活用方法

こんにちは!サブスクプラス編集部の清水です。

「豆藤-kurume-」の運営者である、江嶋(えしま)様にインタビューを行いました!

「豆藤-kurume-」はお弁当や無調整豆乳を割引価格で購入できるサービスを運営されています。

運営する3サービスの内、1つのプランが完売するほど人気を博しています。

今回は江嶋様がサブスクランプの利用に至った経緯、また人気の理由を記事にいたしました。

1.のれん分けで立ち上げた「豆藤-kurume-」

「豆藤-kurume-」

―まずは、江嶋様のお仕事を伺えますか?

福岡県で「豆藤(まめふじ)」というお店をやっています。

豆藤は福岡県福岡市中央区に本店を構える、大正10年に創業したお豆腐屋さんです。

お豆腐や厚揚げを中心としたお惣菜の販売をしている一方、店内でご飲食もできるご飯屋さんでもあります。

私は本店から車で1時間半の場所にある久留米で、のれん分けの店舗を営業しています。

豆藤は、味もおいしく、福岡ではファンの方も多いお店です。

久留米から1時間半かけて本店まで食べに行くお客様もいらっしゃるので、ファンの方々からは「近くにお店ができてうれしい!」とお声をいただいていますね。

―のれん分けをされた経緯を教えていただいてもよろしいでしょうか。

私も豆藤さんのごはんが大好きで、かつ豆藤のオーナーと知り合いなんです。

オーナーに「久留米にも豆藤さんがあったらいいのになー。味(レシピ)とか教えてくれないですよねー?」って聞いてみたんです。

そうしたら、「実は久留米にも店を出したいんだけど、やってくれる人が見つからなかったんだよね。やってみる?」というお言葉をいただきまして。

気が付いたら「やります!」って即答しました笑

当時の私はイベント会社で働いていたので、4カ月程度ダブルワークで豆藤の運営に携わっていました。

豆藤の運営に集中すべくイベント会社を辞め、共同出資者3人と会社を立ち上げたという経緯ですね。

―会社を立ち上げるにあたり、不安を感じられたのではないでしょうか?

いえ、全然そんなことありませんでした。

とにかく豆藤のごはんは美味しいから、「これなら絶対うまくいくはず!」と思って笑

本当に美味しいので、福岡に来た際はぜひお越しください笑

福岡県で評判の「豆藤」ご飯

2.テイクアウト×サブスクを開始したきっかけ

―次に、サブスクランプでどのようなサービスを行っているか教えてください。

現在は2つのサービスを運営しています。

1つは、「毎日お弁当500円」というサービスです。

これは、毎月700円をお支払いいただくことで、定価650円のお弁当を500円で購入することができます。

2つ目は「無調整豆乳220円」というサービスです。

これは、月額500円をお支払いいただくことで、定価320円の豆乳を220円で購入することができます。

どちらも、テイクアウトする商品が割安で購入できるというサービスです。

―なるほど、そうなんですね。お弁当も豆乳も、定額を払うことで何回購入しても割引になるんでしたっけ?

そうですね。

サブスクの会員であれば、他の方(2個目以降)も割引にしています。

そのため、お弁当も豆乳も、1つだけを買う方もいますし、1人で3~4個買う方もいらっしゃいますね。

豆藤の近くにカーディーラーさんやオフィスがあるんです。そこで働かれている方にも豆藤を知っていただきたくて、このようなサービスモデルにしています。

―なぜ、そのサービスを行おうと思ったのでしょうか?

一番の理由は、安定的な売り上げを作りたいからでした。

当時は席数が少なく、店内の飲食スペースが10席ほどしかなかったんです。

そのため、せっかく来店されたお客様もお断りしていた状態で、思ったよりもイートインの売上が増えない状態でした。

また、店舗型のビジネスなので、売上や何回リピートしてもらえるかの予想がつかないんです。

そこで、売上の柱を作りたいと思い、お弁当や豆乳のテイクアウトをサブスクで提供したいと思いました。

テイクアウトなら、注文を事前に聞いて準備して、お渡したら完結するじゃないですか。

なので、席数や回転率に依存せず、売上を伸ばせるのではないかと思ったんです。

また、サブスクだったら毎月収益が入るため、売上の安定も期待していました。

なので、テイクアウト×サブスクは、私たちにとっては一石二鳥の解決策でしたね。

店内の様子

店内の様子

―テイクアウト×サブスクという解決策は、直ぐに思いついたのですか?

いえ、さまざまな試行錯誤と、偶然から思いつきました。

テイクアウトに関しては、イベントが着想になっています。

まずは皆様に「豆藤」の味を知って欲しくて、お弁当を割引した価格で販売するフェアを開催しているんです。

お弁当フェアは大反響で、あっという間に完売しちゃいまして。

3回ほど行い、3回とも盛況でしたので「テイクアウト…いけるな!」となったんです。

一方、サブスクに関しては、共同出資者からのアイディアです。

共同出資者の1人がカフェのオーナーで、サブスクランプでコーヒー飲み放題のサービスをやっていたんです。

その方が「サブスクやるなら、サブスクランプが使いやすいよ!」って勧めてくれて、サブスクに至ったという経緯です。

サブスクランプで提供中のサービス

サブスクランプで提供中のサービス

3.サブスクが新たな顧客との接点に

―サービスを始めてみて、どのような効果がありましたか?

サービスが来店や会話のきっかけになっていると感じています。

Instagramでお店の情報を投稿していますが、お店を認知していても、来店につながらないお客様もいらっしゃいます。

そのため、彼らに興味を持ってもらい、来店いただく仕組みが必要だと考えていました。

しかし、サブスクのお客様の中には、一度も来店されていないのにも関わらず契約された方もいらっしゃったんです。

不思議に思い、その方が来店した際に「なぜサブスクに加入したのですか?」と尋ねてみたんです。

すると、「前々からInstagramを見ていて、豆藤が気になってた。そうしたら、サブスクを始めたと聞き、面白いと思ったので契約してみた。」と仰っていました。

なので、話題性ではありませんが、サブスクがユニークな施策として集客に貢献している側面があるように思います。

また、サブスクランプには、QRコードの発行機能がありますよね。

読み込み後に表示されるお客様の来店回数が会話のきっかけになっています。

たとえば、「今月は3回目も来ていただいてありがとうございます!」と感謝を伝えたり、初来店の方にはご契約の理由を伺ったりしています。

特に、ご来店の理由やきっかけは伺うようにしています。 これはイベント会社のときの癖ですね笑。

お客様のお話を伺う限り、お知り合いからのご紹介が来店につながっている印象です。

だからという訳ではありませんが、ご紹介と聞けば、紹介下さった方にLINEでお礼を伝えていますね。

―サブスクランプを使う中で便利な点、不便な点はありましたか?

先程もお伝えしたQRコードの機能が便利ですね。

あとは、会員様にメッセージを送れる機能がよいと思っています。

未だ使っていませんが、お弁当をきっかけに契約された方へイベントの告知ができると考えてます。

使いにくい点は現状感じていないですね。

4.今後の展望

―ありがとうございます。では最後に、今後のご展望をお教えください。

飲食店の方は月200万円は欲しいと思っています。

また、サブスクに関しても引き続き力をいれていき、売上の安定化を実現しようと思っています。

なので、月150~200名の契約者様を目標に頑張りたいと思います!

―ありがとうございます。私たちも、テイクアウト業界の集客方法や、どのようなサービスが主流なのかお調べしますね。一緒に議論させていただいて、目標達成に向けて一緒に頑張りましょう!

よろしくお願いします!

以上となります。

江嶋様、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

サブスクランプで大人気の「豆藤-kurume-」さんは、ただお弁当がお得に買えるだけでなく、お店全体のファンをつくる仕組みがたくさん散りばめられていることがわかりました。

私たちも豆藤さんのさらなる売上に繋がるよう、サービスの改善をし、貢献して参りたいと思います。

完売御礼のサブスクには、ファンを掴む仕組みがたくさんありました。