前記事では、定期配送ビジネスの特徴やメリット・デメリットを解説しました。
本記事では、定期配送ビジネスを始めるために必要な準備を3つ紹介します。その中でも準備前の調査に時間がかかるであろう「代金を支払う環境」について深堀していきます。
本記事をご参考の上、ご自身にピッタリな方法を見つけていただけますと幸いです。
個人で始める定期配送ビジネス完全ガイド①はこちら
個人で始める定期配送ビジネス完全ガイド① | 定期配送とは?ビジネスのメリット・デメリットや売上UPのポイントを押さえましょう!
まず、「代金を支払う環境」の説明をする前に、定期配送ビジネスを始めるために何を準備するべきかを確認していきましょう。
必要な準備はご自身の日々の買い物を思い浮かべると分かりやすいでしょう。
買い物の最初のステップは、商品を知り、その商品を理解することではないでしょうか。
そして、次のステップでは、購入を検討し、実店舗の場合はキャッシャー(レジがある場所)まで持って行き代金を支払いますね。オンラインで購入する場合は、商品をカートに追加し、オンライン上で代金を支払うと思います。
上記のお買い物の手順は、定期配送ビジネスの場合も同じです。
つまり、最初のステップとなる「サービスを知ってもらう環境」が必要となります。あなたのサービスを知ってもらう場所の一例として、店舗やホームページ、SNSを用意する必要があります。
また、次のステップでとなる「購入・お申込みができる環境」も必要となります。実店舗のキャッシャー、オンライン購入の場合ではカートや申込ページ、DMでの受付けが該当します。
それに付随して、「代金を支払う環境」も必要になります。実店舗ではレジ、オンライン購入の場合はオンライン決済が該当します。
では早速、上の項目で説明した定期配送ビジネスを始めるために必要な準備の3つ目「代金を支払う環境」について深堀していきましょう。
代金を支払う環境とは、上の項目では、実店舗の場合はレジ、オンライン購入の場合はオンライン決済と説明しました。
その通りに、お客様が代金を支払う方法は、主に2つです
対面で直接お支払いいただく方法、オンラインでお支払いいただく方法、こちらの2種類になります。
皆さんもよく利用するであろうスーパーやコンビニなどの実店舗へ来店し、直接お金をお支払いいただく方法です。
しかし、支払いのために毎月お客様には実店舗に来店していただく必要があります。
定期配送ビジネスでは利便性に難があると言えます。
通販サイトなどで、クレジットカード、代引き、コンビニ後払いなどを利用したことがあると思います。そのように、人を介さずにオンライン上で支払いができる方法です。
定期配送ビジネスでは、オンライン決済をおすすめします。
来店という難をこれで解消することができます。
また、キャッシュレスで最短即日の支払いができるため、通販サイトを初め、幅広く活用されています。
オンライン決済には、いくつか種類がありますが、定期配送ビジネスでは、毎月自動で代金を徴収できるものを選ぶと良いでしょう。
個人でオンライン決済を導入する方法は2つあります。
①各決済方法ごとに導入の手続きを行う
②オンライン決済サービスを利用する
おすすめは、後者の「②オンライン決済サービスを利用する」です。
各決済方法ごとに導入する場合、契約手続きを各社ごとに行う必要があります。
しかし、オンライン決済サービスを利用するならば、契約は1つだけとなり、導入手続きの手間が少なく済みます。
また、オンライン決済サービスを導入することで導入手続きの手間軽減以外にも、さまざまな事務作業も軽減できるのです。
オンライン決済サービスを使用しない場合、各決済方法を管理している企業ごとに入金確認を行わなければいけないため、手間が発生します。しかし、決済代行サービスを利用しているならば、入金確認は1度で済むでしょう。
オンライン決済サービスはあらかじめ決まった決済日に、自動で請求を行うサービスも存在します。そのため、お客様の支払い忘れによる未払いのリスクを軽減することができます。
一言でオンライン決済サービスといっても、さまざまな種類があります。オンライン決済サービスを選ぶコツを伝授しますので、ご自身に合ったものを選び使用しましょう。
オンライン決済サービスでは、BtoC(個人向け)用、BtoB(企業向け)用と分かれていることがあります。BtoB(企業向け)用では、個人で小規模から始めたいとお考えの方にとっては使わない機能や必要以上に手厚いサポートが付属している場合もあります。それによりコストが大きくなる場合もありますので、見極めが肝心です。
決済手数料として、決済金額の3~10%前後を支払う場合が多いです。また月額利用料や振込手数料などその他費用を設けているところもあります。売上のバランスが大事です。手数料何%だと赤字にならないかという見極めをしましょう。
クレジットカードや口座振替、QRコード決済、スマートフォンキャリア決済などさまざまな決済方法があるため、そのオンライン決済代行サービスはご自身が求める決済方法に対応しているかどうか確認しましょう。
BtoC(個人向け)用でも決済以外に、請求書の発行、顧客管理、メッセージ配信などが付属しているサービスもあります。1つのオンライン決済サービスで使える機能があれば複数サービスを使うより手数料や利用料などの費用も、確認の手間も減るでしょう。
代金の支払いだけに特化しており、顧客情報(氏名・住所など)を取得できないオンライン決済サービスも少なくありません。氏名や住所が分からなければ、当然商品を配送することもできません。使用を検討しているオンライン決済サービスに住所を取得する機能が備わっているかどうかを必ず確認しましょう。
定期配送ビジネスには、「サービスを知ってもらう環境」、「購入・お申込みができる環境」、「代金を支払う環境」が必要です。
この3つを兼ね備えたwebサービスとして、弊社の「サブスクランプ」を紹介します。
サブスクランプはサービスを知ってもらうする環境として、webページを作成できます。また、そのwebページ上の契約するボタンより、契約申し込みも行うことができます。更には、代金を支払う環境としてオンライン決済サービスの1つであるクレジットカード決済を利用できます。もちろん、お客様の氏名や住所も取得可能です。
サブスクランプでは、初期費用、月額利用料が0円のため、初期投資額を抑えて定額配送ビジネスを始めることができます。