日本茶✕スイーツの定期便を実現できました！

株式会社Third Bayは、CHABAKKA TEA PARKSという日本茶のセレクトショップを鎌倉で2店舗運営しています。

2024年4月には熱海にもお店をオープンする予定とのことです。

今回は株式会社Third Bayの代表である三浦健さんにお話をうかがいました。

「日本茶エンターテインメント」をコンセプトに掲げる日本茶セレクトショップ CHABAKKA TEA PARKSを運営している株式会社Third Bay。

全国各地より厳選したシングルオリジンを扱っています。

ビールサーバーから直接注ぎ淹れる日本初のドラフトティーの提供や定額制サービスなど日本茶の新たな楽しみ方を国内外へ発信しておられます。

－はじめに、なぜ日本茶を扱おうと思ったのですか？

三浦さん：日本茶がどうしてもやりたいというわけではなかったんです。

起業したいと学生の頃から思っていて、それはアパレルだと思っていました。

新卒から10年近く、アパレルに携わり、岡山デニムを作っている現場を見学したことがありました。

素敵なデニムを作っている現場の現状を知り、こんな素敵なデニムなんだからもっと多くの人に知ってもらいたい、もっと現場の人にもスポットライトを当てたいと感じました。

こんなにいいブランドがあるのに、知られていないのはもったいないと思っていました。

ある日、実家に帰った時、ふと飲んだお茶がとても美味しく感じたんです。

今まで単に喉を潤すために飲んでいたものにすぎなかったお茶を意識した瞬間でした。

お茶って古いとか、固いというイメージがあったりするので、そこに「おしゃれ」「かっこいい」「エンタメ」を掛け合わせて、もっと世に広めていけるんじゃないか、自分にしかできないことをやろうと決意したんです。

－体験させていただいたドラフトティーをはじめ、日本茶ビュッフェ、アパレルまで、古い、固いというイメージをみごとに払拭していますよね！

三浦さん：ドラフトティーは日本初で、商標を取得しています。

ビールサーバーから注ぐドラフトティーは、窒素を含ませているお茶で、ビールのような見た目です

鎌倉のお店では、お客様ご自身で注いでもらうというエンタメ体験をしてもらっています。

もっと気軽に日本茶を楽しんでもらうために、日本茶ビュッフェをはじめました。

60分間飲み放題で、そこに1品スイーツもついてます。※制限あり

皆さんもぜひ鎌倉に遊びに来てください！笑

－次に、展開しているサービスについておうかがいします。

店舗での販売のほか、オンラインショップ、サブスクを展開していますが、きっかけを教えてください。

三浦さん：店舗で販売していると、鎌倉という土地もあり、遠方からの観光客の方の来店がよくあります。

そのような方にも気軽に楽しんでもらえるようにオンラインショップを立ち上げました。

その一環として、サブスクもはじめました。

日本茶の新しい楽しみ方としてサブスクを取り入れました。

－その他どのような「日本茶の新しい楽しみ方」のサービスがありますか？

三浦さん：SAUNA＋TEA（サウナプラスティー）があります。

サウナと日本茶を掛け合わせ、ロウリュ用の茶葉やサウナドリンク、サウナ飯を提供しています。

唯一無二のほうじ茶ロウリュで極上のととのうを体験いただいています。

他にも、食べられる茶葉を使ったお茶漬けやオリジナルスイーツの販売をしています。

－スイーツにはどんなこだわりポイントがあるのですか？

三浦さん：シングルオリジンを贅沢に使用しています。

種類によっては、鎌倉のお菓子屋さんやレストランと共同開発したものもあります。

種類は、カヌレ、フィナンシェ、パウンドケーキ、ポップコーン、ジャム、ジェラート、シロップなど幅広く展開していますよ。

どれも自信作で、新作とかすぐに売り切れてしまうこともあります。

日本茶の楽しみ方はいろいろあるんです。

これからも種類やフレーバーを増やしていこうと思っています。

－スイーツをサブスクで提供する際悩んだことはありましたか？

三浦さん：オンラインショップでも販売しているのですが、サブスクでは送料をどうするかという点ですこし悩みました。

オンラインショップでは、配送地域によって送料をいただいているのですが、サブスクではどの配送地域でも同じサービス料金を設定しなければいけなかったんです。

送料を別でいただくという設定ができなかったので、サービス料金に送料を含めた値段にしました。

でも、送料をいくらに設定したらいいのか、しかもスイーツだからクール便を使わなければいけない、購入いただける料金設定と送料の折り合いをつけるのが難しかったですね。

－サービス料金の設定が難しかったとのことですね。

どのようにして折り合いをつけたのですか？

三浦さん：オンラインショップでもスイーツを販売していて、季節によってクール便を使う使わないをわけているんです。

サブスクではサービス料金を一律にしなければいけなかったので、季節関係なくクール便を使うことにしました。

オンラインショップの購入履歴からどの地域からの購入が多いかというデータを出し、1人あたりの送料を計算しました。

商品＋送料をサービス料金にして、全国どこでも同じ値段で配送できるように整えました。

－最後に、今後の展望について教えてください。

三浦さん：日本茶には、まだ世の中に伝えられていない価値がたくさんあります。

無限の可能性しかないんです。

CHABAKKA TEA PARKSが中心となって、生産農家さん、生産地域、お客様、自然環境すべてに連動性を持たせ、わたしたちにしかできない新たな付加価値循環をもっと生み出していきたいですね。

新たなスタイルの日本茶文化を発信していく中で、関わるすべての人の夢と幸せと感動の実現を目指していきます。