誰でも簡単にホームページが作れるwebサービスの登場やSNSの普及も相まって、自分で文章を考えたり、撮影、画像を作成する機会が増えているのではないでしょうか。
商品やサービスがどんなに良いものなのか、どういう思いで始めたのかなど、お客さまに伝えたいことはきっとたくさんありますよね。
その伝えたいことを全部盛り込み、長文になってしまっていたり、一番伝えたいことが何なのか伝わらなくなってしまっているケースをよく見かけます。
そうすると、読み手にとっては、商品やサービスの理解に繋がらず、場合によっては読んでももらえないといったことにも繋がります。
伝えたいことがたくさんあるのはとても良いことです。
しかし、自分が伝えたいことと、お客さまが知りたいことは、本当にイコールなのでしょうか。
この「お客さま」という部分を忘れてしまっていると例えどんなに良い商品やサービスであっても、何も伝わらず、購入に至りません。
本記事では、商品やサービスを上手に伝えるための考え方や内容 を解説していきます。
商品やサービスを上手に伝えるため考え方を紹介します。
商品やサービスだけに限らず、人に何かを伝えたい場合のすべてに共通していえることですが、自分と相手の当たり前は、必ずしも同じとは限らないということです。
多くの人が、自分が伝えたいことを文章にしていると思います。
しかし、その自分が伝えたいことは、お客さまも知りたいと思っていることなのでしょうか。
まずは、自分が伝えたいことと、お客さまが知りたいことは同じではないかもしれないということを意識しましょう。
このことを意識できると、お客様に商品やサービスの魅力が伝わる可能性がぐっと高まります。
お客さまが知りたいこととは何か、実際のお客さまに聞くことがもっとも効果的です。
こちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
実在する1人をターゲットにする重要性| 理由や質問項目など細かく解説します!
前章での「自分が伝えたいことと、お客さまが知りたいことは必ずしも同じとは限らない」ということを理解した先に、伝えるためのコツが最大限に発揮され、伝わる精度が上がってきます。
商品やサービスを上手に伝えるためのコツを紹介します。
突然ですが、あなたは、文字だけの長い文章を読みたいと思いますか?
たとえ読んだとしても、途中で読むことに疲れてしまったり、最後まで読めないという経験をしたことがきっとあるのではないでしょうか。
このように、文字だけの長い文章は、最後まで読んでもらえない可能性があるのです。
そんなことは言われなくても分かっているよ!と思った方もいると思いますが、意外と長い文章になってしまっている方は多いのです。
お客さまを疲れさせないために、ご自身が伝えたいことを長い文章にすることは避け、できる限り簡潔にまとめましょう。
本記事でいう長い文章とは、携帯電話表示で見て4行以上を指します。
人は無意識の状態では、自分がたどってきた行動や考えた順番でそのまま話してしまったり、文章にしてしまう習性があります。
それでは、前置きが長すぎるために、結論までなかな かたどり着きません。
その間、お客さまの頭の中では、「結局何を言いたいのだろう」という疑問が生まれ、伝わりずらい状況になっています。
中には、結論に到達する前に文章を読むのをやめてしまう人もいるかもしれません。
お客さまにしっかり伝えるためには、伝えたいことの結論を最初に持ってきましょう。
結論は1文で、短くします。
その方法を米粉パンを例に説明していきます。
①下記のように伝えたいことが何かをすべて洗い出します。
②その次に、もっとも伝えたいことは何か、優先順位を決めます 。
③優先順位を付けたものと商品やサービスの大枠の内容を組み合わせて、1文の短い文章を作ります 。
米粉パンの場合、「パン」という大枠の内容を持ってきました。
しかし、伝えたいことの結論だけでは、情報量として不十分なので、補足をします。
補足は文章と画像でできると良いですね。
この時、先ほどの「長い文章は避け、できる限り簡潔にする」ことを念頭に置いておきましょう。
補足(文章)で大事になるのは、お客さまにどんな良いことがあるのかという内容を入れる ことです。
ここでも、米粉パンを例に説明していきます。
米粉パンは、小麦を使わないため、グルテンの中毒性から解放され、脂肪や糖の過剰摂取を抑える効果が期待できます。
お客さまにとっての良いことは、ダイエット中でもあまり罪悪感を感じることなく食べられるという点です。
このように、お客さまにどんな良いことがあるかを補足で付け加えましょう。
補足の文章だけでは、物足りなさを感じますよね。
画像があることで、自然と目がいき、認識してもらいやすくなります。
そして、画像の近くにある文章を読んで情報を得ようとします。
画像があるないでは、視覚効果に大きな影響がでます。
文章と画像はできる限りセットが望ましいです。
画像は、商品やサービスの内容、結論や補足(文章)をイメージしやすい画像を選びましょう。
ここでも、米粉パンを例に説明していきます。
突然ですが、質問です。
どちらが結論、補足(文章)にふさわしい画像だと思いますか?
きっと2番を選んだ人の方が多いでしょう。
同じ米粉パンが写っている画像ですが、どんなパンかを判断するには2番の画像がふさわしいですよね。
1番の画像の場合は、プロフィールや米粉の生産者さん紹介などの人を紹介する場合にふさわしいでしょう。
このようにどんな商品なのか、どんなサービスなのかをイメージしやすい画像を選びましょう。
写真を撮る場合も同じです。
どんな商品なのか、どんなサービスなのかをイメージしやすいことが大事です。
ご自身で写真を撮る場合は下記のことに気を付けましょう。
上手に伝えるためのコツをふまえ、伝えたいことの整理ができたと思います。
ここまでたどってきた流れは、伝えたいことを整理したにすぎません。
伝えるには、自分でその内容を発信していくことが重要です。
実際に、ホームページやSNS、チラシなどで発信していきましょう。
まずは、知人や友人、家族など身近な人から声かけをしてみても良いですね。
ここまで、商品やサービスを上手に伝えるための考え方やコツを解説してきました。
伝えるためには、自分が伝えたいことを前面に出すのではなく、お客さまが知りたいことは何かを考えることが、大前提となりとても大事です。
その後に、簡潔に伝える、結論を先に伝える、それを補足するといった「伝えるためのコツ」が活きてくるのです。
そして、その内容を発信していくことで、実際に伝わるのです。
この記事を読んで、「伝える」を意識し、商品やサービスを発信していってほしいです。
また、ご自身のホームページやSNS、チラシなどで既に商品やサービスの周知を促している方にとっても、一度見直す機会となれば嬉しいです。
サブスクランプでは、文章や画像を入力するだけで、誰でも簡単にホームページを作成することができます!
また、商品やサービスの販売に便利な機能も各種取り揃えています。
それらが初期費用・月額費用0円で利用できちゃいます!
ここまで解説してきたことを意識して、ぜひサブスクランプで商品やサービスを紹介するページを作成してみてくださいね。