サブスクランプにサブスクを掲載している酒蔵さんにインタビューした際、「コロナ期間、売上が落ち込み、どうにかお客さまに日本酒を届けていきたい」という悩みからサブスクが始まったこと聞かせてくれました。
サブスクランプ導入で消費者の声が届くようになりました!
同じような悩みを持つ酒蔵さんも多いのではないでしょうか。
例えば、下記のような悩みもありませんか?
このような悩みには、「サブスク」が有効なんです!
それは、どんな方法なのか実際の事例を交えながら紹介していきます!
本記事では、日本酒にフォーカスして解説していきますが、ビールやウイスキー、焼酎などを取り扱っている方で、同じ悩みをお持ちの方にも是非ご一読いただければと思います。
冒頭でもお伝えしたように、売上に関する悩みを持つ酒蔵さんは多いと思います。
その悩みを「サブスク」が解消できるかもしれません。
酒蔵でのサブスクとは、定期的に日本酒を届けるサービスを指します。
オンライン上で申し込み、お支払いを完結させ、毎月酒蔵が厳選した日本酒を配送するという仕組みです。
オンラインショップとサブスクは、オンラインのため遠方のお客さまにも届けられるという点では同じです。
しかし、オンラインショップのように単発ではなく、継続して日本酒を届けられる仕組みが整っている点が大きな違いです。
前章で、オンラインショップとサブスクの違いを「単発ではなく、継続して日本酒を届けられる仕組みが整っている」点と解説しました。
その仕組みによって酒蔵さんには、さまざまメリットがあるのですよ。
オンラインショップでは、お客さまが購入してくれるタイミングを待つしかなく、毎月の売上が安定しないこともあるでしょう。
また、美味しかった日本酒も毎日の忙しさの中で記憶が薄れてしまうこともあります。
しかし、サブスクは、解約まで毎月売上が立つので、徐々に売上は安定してきます 。
さらに、毎月自動的に届く仕組みのため、忙しい毎日でもお届け日には思い出してもらうことができますよね。
オンラインショップとサブスクの両方があると、双方で補う形が作れます。
サブスクで気に入った日本酒は、オンラインショップで購入してもらえる、反対にオンラインショップを見てサブスクに申し込むという可能性もあります。
ここまで、酒蔵さんにとってのメリットを紹介しましたが、お客さまにもメリットがあるのです。
純米吟醸、大吟醸などさまざま種類がありますよね。
その種類をちゃんと理解できている方はおそらく少ないでしょう。
そのため、日本酒をどうやって選べばいいか迷う、難しいと感じている方も多いのです。
たとえ、理解していても、味の想像がしづらいものを少ない情報を頼りに選ぶということにも難しさを感じるでしょう。
そういう点もサブスクであれば、解消できます。
日本酒のプロが選んで送ってくれるということがお客さまにとっては大きなメリットなのです。
前章で、酒蔵でサブスクをはじめるメリットを紹介しました。
ですが、実際にどのようにサブスクを提供しているのかも知りたいところですよね。
1つの事例として、サブスクランプでサブスクを提供している酒蔵さんを紹介します。
【定額制・送料無料】蔵元直営!毎月届く厳選の日本酒2本セット
月額5,500円
日本酒「龍力」を造る蔵元直営!「旨い日本酒が飲みたい」そんな希望を叶える日本酒の定期便サービスです。 毎月1回、蔵元厳選のお酒をお届けします。
以前、インタビューした内容を一部抜粋しています。
サブスクをはじめてよかったと思うことはありましたか?
今まで、酒屋さんを通して商品を届けるのが暗黙の常識だったんです。
なので、ECサイトやサブスクをはじめるのも躊躇していたんです。
でも、いざはじめてみると、北海道や東北など遠方のお客様からも「簡単に楽しめるようになったので、助かります」というメッセージをたくさんもらえてうれしいです。
なかなか手に入りにくい地域の方にまで龍力を届けることができたと実感しています。
それもサブスクをはじめたことによる効果だと思います。
サブスクで工夫しているポイントはありますか?
日本酒の説明、小話、その日本酒と合う料理を書いたお手紙を同封しています。
そのお手紙を楽しみにしてくれているお客さまもいるようで、こちらも嬉しいですね。
たまにグラスなどのグッズを気まぐれで同梱するんですが、お客さまにとっては予想外のおまけみたいできっと喜んでもらえてると思います。
サブスクランプ導入で消費者の声が届くようになりました!
サブスクをはじめるには、準備が必要です。
もちろん、プラットフォームを使用せず、自社でシステムを作るということも方法としてはあります。
ただし、作成に時間を要することも考えられ、スタートが遅くなってしまうこともありえます。
サブスクがどれだけ世の中に受け入れられるのかを検証するためにも、スタートは早い方がいいと考えています。
また、自作の場合、システムメンテナンスの手間やその他さまざまなツールを使用することで管理が煩雑になってしまうこともあります。
そのため、自作ではなく、プラットフォームをおすすめしています。
この2つは密接に関わってきます。
容量によって瓶の高さも変わってくるので、配送する段ボールの大きさにも影響しますよね。
また、その段ボールの大きさ、重さで配送料も決まってきます。
そしてクール便で送る場合は、追加料金が発生します。
というように、配送する内容と料金は密接に関わっているのです。
『適切な価格の決め方』教えます!~商品(物品)販売編~
また、配送するタイミングも考えておいた方がいいですね。
例えばですが、毎月1日に契約者さまを確認し、梱包作業を行い、業者に依頼するなどです。
酒蔵さんが抱える悩みに有効な方法の1つとして、サブスクを紹介しました。
ご自身が抱える悩みが、もしかしたらサブスクで解消できるのかななど少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。
そして、サブスクも1つの施作として、取り入れることをご検討いただければと思います。
サブスクについて話を聞きたい、相談してみたいなどありましたら、お気軽にお申込みください。