
サブスクランプ導入前の課題
サブスクランプ導入後の効果
経営者の多くが直面する課題の一つに「英語の壁」があります。海外取引の増加やグローバル市場への展開を視野に入れる企業が増える中、経営者自身の英語力向上が求められています。
今回ご紹介するのは、そんな経営者向けに特化した英会話サービスサービスを提供する株式会社E REALの代表を務める山梨様の事例です。
山梨様は、事業の立ち上げと同時にサブスクランプを導入されました。
忙しい経営者の方々に向け実践的な英会話レッスンを提供しながら、自身も営業・講師管理・経営と、多くの業務をこなす日々。
そんな中、「事務作業に追われるのではなく、サービスの質の向上に集中したい」という想いから、請求業務の効率化を図りました。
本記事では、山梨様が抱えていた課題やサブスクランプ導入の決め手、そして導入後の効果について詳しくお話を伺いました。
—まず、事業の内容を教えてください
山梨様:経営者向けに特化した英会話スクール「E REAL」を行っています。
私達の英会話スクールは、一般的なオンライン英会話や、スクールとは少し異なります。
まず、完全対面型であることです。忙しい経営者の方々にとって、「オンライン英会話の予約を取る手間」や「スクールに通う時間」は大きなハードルになります。
そこで、ネイティブ講師が経営者のご都合のよい時間・場所に伺い、マンツーマンでレッスンを行うスタイルにしました。
また、単なる英語学習ではなく、実際のビジネスシーンで活かせる実践的な内容にこだわっています。たとえば、海外の取引先との交渉やプレゼン、メール連絡など、経営者の方が直面するシチュエーションに合わせたレッスンを提供しています。
さらに、英語は学習の継続が大事ですが、実際に使う機会がないとモチベーションが下がりがちです。
そこで、経営者同士が英語で交流できるイベントを定期的に開催し、学んだ英語を実践できる場を作っています。こういった環境を通じて、ただ英語を「勉強する」のではなく、「ビジネスの武器として使える」ようになってほしいと思っています。
英語での交流イベントの様子
-なぜ英会話スクールを始めようと思ったのですか?
正直に言うと、最初から「英会話スクールをやろう!」と決めていたわけではありません。
私はもともとPR関連の仕事をしていました。個人事業主として企業のPRや企画営業、イベントのMCなどを行い、とても充実していました。でも、24歳を迎えたとき、「このままこの仕事を続けていていいのだろうか?」と考えるようになったんです。
仕事は楽しかったものの、「この業界でずっと働いていきたいのか?」と自問したとき、はっきりとした答えが出ませんでした。
今後のキャリアをどうするべきか、自分の得意なことは何なのか、どの分野なら価値を提供できるのか――そんなことを考え続けました。
そんなときに思い出したのが「英語」でした。
私は19歳のときにフィリピンとカナダに留学していているのですが、留学の経験は私の価値観を大きく変えてくれました。
言葉の壁を超え、多様な文化に触れたことで、英語が単なるスキルではなく、「可能性を広げるツール」であることを実感したのです。
そのことを思い出し、自分が得意なことと、お客様に価値を提供できる分野、この2つが交わるのが英会話だと考え、スクールの立ち上げを決意しました。
ただ英語を教えるのではなく、特に忙しい経営者の方々に向けて、本当に役立つ実践的な英会話を提供しようと考えたのです。英語は単なるスキルではなく、人生を広げる手段です。
その魅力を伝え、より多くの人の可能性を広げるお手伝いがしたいと思い、事業をスタートしました。
ーなるほど、ありがとうございます。ビジネスを始める際に、課題や懸念はありましたか?
事業を立ち上げる前から、「このままだと請求業務がかなり大変になるな…」という懸念がありました。
私は以前、個人事業主として仕事をしていた経験があったので、請求書の発行や支払い管理の手間がどれほど面倒かはよくわかっていたんです。
英会話レッスンは、生徒さんごとに受講スタイルが違うので、生徒さんごとに請求額が異なることは最初から想定していました。
例えば、「この方は今月〇回受講」「この方は従業員と一緒に受講している」「グループレッスンでまとめて請求する」といったように、一律の料金設定はできず、複数の料金パターンが存在するのです。
もし手作業で請求業務をやるとなると、顧客台帳のようなもので生徒様ごとの料金パターンかを確認し、それぞれに請求書を発行するという作業が発生します。
それだけでもかなりの手間ですが、さらに誤りがないかダブルチェックし、場合によっては修正して再送することもあります。
また、「入金されているかの確認」や「未払いの方へのリマインド」といった入金確認も必要になります。
これを毎月繰り返すのは、かなりの負担になると目に見えていました。
実際、個人事業主として仕事をしていた頃、請求書を作るだけで多くの時間が潰れることがありました。「間違えてはいけない」「確実に入金を管理しなければいけない」というプレッシャーもあり、精神的な負担も大きかったんです。
そこで、スクールの立ち上げと同時に「最初から請求業務を仕組み化しておこう」と考えていました。
そんなときにサブスクランプの話を聞いて、「これなら、請求業務の負担が大きく減るかもしれない」と感じたんです。
ーサブスクランプにどのような点を期待されていたかを教えていただけますか?
定額のクライアントはサブスク決済にすれば請求作業が不要になるという点です。
時間が削減できるという点はもちろんですが、何より、ミスを減らせるのが魅力でした。請求のミスは信用問題にも関わりますし、精神的な負担が大きいんです。そうした悩みを解決できるなら、導入しない理由はありませんでした。
特に月末は、講師の報酬計算やスケジュール調整も重なるため、とにかくやることが多く、気を抜けない状態でもあります。経営者として本来注力すべき営業やクライアント対応の時間が削られることも懸念に感じていました。
ー嬉しい限りです。他の決済システムは検討されなかったのですか?
いくつか検討はしました。ただ、あまりピンとこなかったというのが正直なところです。
最初はStripeやPayPalといった決済サービスも検討しました。決済手数料が比較的安く、広く使われているので、安心感もありました。
でも、StripeやPayPalは自分で難しい設定を行ったり、その設定をするために決済サービス自体の機能や設定の勉強をしないといけないことがわかったんです。
請求業務効率化するためなのに、そのツールの理解や設定に時間を取られるのかとモヤモヤしていましたね。
その点、サブスクランプは難しい設定が必要なく、直感的にサブスクリプション型の決済が簡単に設定できるのは大きなポイントでしたね。
うちのスクールでは、生徒さんごとに毎月の受講回数は違っても、「基本的には継続的にレッスンを受ける」スタイルなので、一度決済を設定すれば、毎月請求書を発行しなくても済むというのは本当に助かります。
ーありがとうございます。 サブスクランプを使い、想定通りの導入効果は得られましたか?
サブスクランプを導入したことで、「毎月同じ内容・同じ料金なのに、請求書を作らなければならない」という問題が解消されたと感じています。
スクールを立ち上げる前から、受講生が増えるほど作業量も増えていくので、どこかのタイミングで必ず業務が回らなくなると感じていましたが、その懸念がなくなりました。
また、やはり入金確認や未払いのチェックをする必要もなくなったのは大きなメリットです。個人事業の頃は、請求書を送った後に入金を確認し、振り込みが遅れている方にリマインドを送るという作業が発生し、意外と精神的な負担になっていました。
でも、サブスクランプなら決済が完全に自動化されているので、そういった手間が一切発生しません。未払いがないという安心感があるのは、精神的にもかなり楽ですね。
サブスクランプを最初から導入していたおかげで、請求業務に時間を取られることなく、スムーズに事業を運営できています。もしこれを手動でやっていたら、毎月の請求書作成や金額確認にかなりの時間がかかり、本来の業務に集中できなかったはずです。
ー他にも便利になった点があれば教えてください
そうですね。ホームページとしても活用できるのも良かったです。
スクールのサービス内容を案内するページを作り、そこからそのまま申し込みや決済ができるというのは、他のツールにはなかった魅力でした。
クライアントにサービス内容を案内する際にも、ツールのページを活用できるのが便利です。英会話サービスを検討されている方に「こちらをご覧ください」とすぐに案内できるので、無駄なやり取りを減らしながら、スムーズに興味を持っていただけるようになりました。
StripeやPayPalだと、決済リンクは作れても、「サービス内容を説明するページ」としての役割は果たせないので、別途ホームページを用意する必要があります。その手間を考えたときに、「一つのツールで全部完結できるのは便利だな」と思いました。
あとは、やっぱりサポート面の安心感も大きかったですね。決済ツールって、初めて導入する際に「設定が難しそう」「もしトラブルが起きたらどうしよう」と不安になる部分があるんですが、サブスクランプは導入前の段階から説明が丁寧で、質問にもすぐに答えてもらえたので、スムーズに導入できました。
最終的には、「単なる決済ツール」ではなく、「請求業務をラクにするためのツール」として、弊社のサービスが一番合っていたと思います。
ー現在、お悩みのことはありますか?
サブスクランプを導入したことで、請求業務の負担は大きく軽減されましたが、スクールの運営を続ける中で、新たな課題も見えてきました。
特に感じているのは、スケジュール管理の煩雑さです。生徒さんごとにレッスンの予約スタイルが異なり、「月初にまとめて予約する方」「毎週のレッスン後に次回を決める方」など、対応がバラバラです。
そのため、全体のスケジュール調整や、講師の割り当てに時間を取られることが多く、ここをもっとスムーズにしたいと考えています。
また、講師への報酬管理も課題です。レッスン回数に応じて支払い額が変動するため、毎月手作業で確認しながら計算しています。ここを自動化できれば、さらに業務の負担が減ると思っています。
スクールの成長に伴い、より効率的な運営が求められるため、今後も業務改善を進めながら、サービスの質を向上させていきたいと考えています。
ーありがとうございます。弊社も機能改善やサービス向上に努めます。最後に、今後のご展望をお聞かせください
現在は、経営者様をターゲットにした、いわばBtoC(個人向け)のビジネスです。
今後はBtoCだけでなく、法人としてご契約いただけるBtoB(法人向け)のサービスも強化していきたいと考えています。
現在も経営者の方が従業員と一緒に受講されるケースはありますが、さらに広げて、企業単位で英会話を導入できる仕組みを作っていきたいですね。特に、海外展開を考えている企業のサポートができればと思っています。
また、英語を学ぶだけでなく、実際に使える環境を提供することも大切だと考えているので、経営者向けの英語コミュニティも本格的に運営していきます。
海外でのビジネス展開を考える経営者同士がつながり、英語を実践的に活用できる場を作ることで、単なる語学学習にとどまらない価値を提供していきたいです。
英語は、単にスキルとして身につけるものではなく、ビジネスの可能性を広げるためのツールです。今後も、経営者の方々がよりグローバルに活躍できるよう、サポートを続けていきたいと思います。
ーありがとうございました。
レッスンやスクールの運営において、請求業務は見落とされがちな業務ですが、長期的に見ると事業の成長に大きく影響を与える重要な要素です。
今回の山梨様の事例では、事業の立ち上げと同時にサブスクランプを導入し、請求業務の負担を大幅に削減することに成功しました。
これにより、「生徒との向き合い」や「サービスの質の向上」といった、本来注力すべき業務に集中できる環境が整いました。
弊社は、今後も事業者の皆様が本業に専念できるよう、請求業務の効率化をサポートしていきます。これからスクールやサブスクリプション型サービスを立ち上げる方、または請求業務の負担を感じている方にとって、今回の事例が参考になれば幸いです。
もし、あなたも請求業務に負担を感じているなら、ぜひサブスクランプへご登録ください。手間のかかる請求業務を効率化し、より価値のある業務に集中できる環境を整えます。
また、他の導入事例が知りたい方、疑問や不明点がある方は、下のバナーからお気軽にお問い合わせください。弊社は、事業者の皆様が本業に専念できるよう、引き続きサポートを続けてまいります。